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型紙

型紙とは、小紋、友禅、浴衣などの柄や文様を着物の生地に染めるのに用い、美濃和紙を柿渋で貼り合わせたした紙(型地紙)に彫刻刀で、細かくて精緻な柄を彫りぬいたものです。
型紙が染めの型紙として一世を風靡したのは江戸時代に入ってからで、各藩の大名、武士の裃に始まり、町人文化が花開く江戸中期には爆発的に需要が伸びて、飛躍的な発展を遂げました。
彫刻技法には「錐彫」「突彫」「道具彫」「縞彫/引彫」があります。

半円筒形の刃先を、地紙に垂直に立て、半回転させることにより一つの丸い穴をあけ、その連続で柄を作って行きます。鮫・行儀・通し・霰(あられ)等の伝統的な錐小紋柄が、この技法で作られます。1cm四方に100個程の穴を彫ったものもあります。微妙な力加減で、穴の大きさが変わってしまうため、やはり、非常に集中力を要する技法です。

5〜8枚程重ねた地紙を、穴のあいた板(穴板)の上に乗せて、刃先を1ミリ〜2ミリに鋭く砥いだ小刀を垂直に突き立て、上下に動かしながら前に押すように彫り進みます。彫り口に微妙な揺れがあり、いかにも手彫りという独特な「あじ」と「あたたかさ」があります。

2枚合わせで作られた刃先を、菱・角・花びら等、様々な形に加工します。これを「道具」と呼び、この技法の難しさと特色は、道具を作るところから始まります。職人は、柄に必要な「道具」を何百本という自分の持ち物から選ぶか、なければまずその道具を作り、その後で彫刻にとりかかるのです。
江戸時代には「ゴットリ」とも呼ばれ、複雑な紋様が均一に彫り上がるところから小紋柄には欠かす事のできない技法です。

鋼の定規に小刀をあて、手前に引きながら、均等間隔に縞柄を彫ります。単純な作業のようですが、実は間隔をコントロールするために、高度な集中力を要する技法です。1センチ幅に最高11本もの縞を彫ることもあります。縞彫または、引彫と呼ばれます。
縞彫以外でも、小刀を引いて使うことから、友禅・浴衣の中柄を彫る技法も、引彫とよばれます。







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